劇団四季とは

劇団四季は、1953年に結成された、現在日本最大の商業劇団です。劇団四季を観に行ったことはなくても、名前を聞いたことくらいは誰もがあるでしょう。
劇団四季は、東京をはじめとして名古屋、京都、大阪、福岡に合計8つの専用劇場を持っており、年間3,000回を超える公演をしています。単純計算をしても、劇団四季の公演回数は一日あたり8公演ですから、実に精力的に活動している劇団といえるでしょう。
演劇は俳優だけでやれるものではありません。いわゆる裏方含めてのスタッフが必要となりますが、劇団四季の構成人数は、俳優、技術スタッフ、経営スタッフ含めて1,000名を超えています。
劇団四季といえば「キャッツ」「オペラ座の怪人」「ライオンキング」とミュージカル作品が浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
劇団四季の「キャッツ」などのミュージカル作品の大成功は、それまであまり演劇が浸透していなかった日本で、空前の演劇ブームを巻き起こし、演劇が日本にエンターテインメントとして浸透していくきっかけともなったのでした。

劇団四季について

劇団四季といえば、「キャッツ」「オペラ座の怪人」などのミュージカル作品を浮かべる人も少なくないと思います。
しかし劇団四季は、1953年に結成された当初は、ミュージカル上演を目指したものではなく、フランスの劇作家ジャン・ジロドゥとジャン・アヌイの作品、ドラマ上演を目指しての結成でした。
劇団四季の創立メンバーは10人。1,000名を超える今の劇団四季の構成人数からすると1/100にすぎなかったわけです。この劇団四季創立メンバーの平均年齢は21歳、半年あまりの準備期間を経て1954年1月に『アルデール又は聖女』を初上演しました。
この年の公演回数は3作品、15回公演ということですから、まさにスタートは今の劇団四季の年間3,000回の公演回数と比べ物にならない小規模なものだったといえます。
しかしこの劇団四季のドラマ初上演は、当時の日本演劇界に新しい時代の風を吹き込み、同世代の多くの詩人や作家、音楽家などの共感と支持を集めたといわれます。
劇団四季の原点ともいえるジャン・ジロドゥとジャン・アヌイのドラマ作品は、今も息長く上演され、好評を得ています。

劇団四季の「キャッツ」の魅力

劇団四季の「キャッツ」といえば、観たことがなくても聞いたことがない人はいないのではないかというくらい劇団四季の代表的なロングラン・ミュージカルです。
劇団四季の「キャッツ」は、「キャッツ・シアター」という仮設の専用劇場で公演されるミュージカルで、客席を含めた会場全体が「舞台」となっているところが魅力の一つとされています。
「キャッツ」のその舞台たるや、猫が集まる「ごみ捨て場」。観客まで(しかも2階席まで!)ゴミで覆って「猫目線」の世界に誘うのですから、観に行った自分もまるで猫になったかのような感覚になります。
劇団四季の「キャッツ」のストーリーは、ジェリクルキャッツたちが、年に一度の「ジェリクル舞踏会」に参加するため集まるというお話。ジェリクルキャッツとは、人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかにしなやかに、自らの人生を謳歌し行動力満点に生き抜く個性的な猫たちのこと。
「キャッツ・シアター」の「ゴミ捨て場」で、24匹のジェリクルキャッツたちがそこら中駆け巡り、どこから現れ、どこへ行くのか。劇団四季の「キャッツ」はそんな目の離せない躍動感いっぱいのミュージカルです。

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